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夏の読書感想文

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8月も最終週となりました。

前回上げたブログが5月なので、あっという間の3か月でした。

ご無沙汰しております。パンチョ大島です。

 

皆様はこの夏は、いかがお過ごしだったでしょうか?

私は、登山したりゴルフ行ったり、京都旅行へ行ったりと

相変わらず、遊び歩いておりましたが、

やはり夏の甲子園はしっかりTVの前で見てしまいますね。。。

 

こう見えても、パンチョ大島は元高校球児

厳しい予選を突破し、甲子園のグランドで躍動する高校球児たちには

いくつになっても、尊敬してしまいます。

そんな高校野球好きの私から今回オススメする1冊はこちら!!

著 早見 和真

「アルプス席の母」 小学館

 

【あらすじ】

秋山菜々子は、シングルマザーとして

神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。

湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東の様々な学校からスカウトが来ていたが、

選び取ったのはとある激戦区大阪の新興校だった。

声のかからなかった憧れの甲子園常連校を倒すことを夢見て、

息子とともに菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。

不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。

果たしてふたりの夢は叶うのか!?

 

【ザックリ感想】

まず高校野球としての日常描写がとても丁寧に感じました。

調べてみると、著者の早見和真さんは桐蔭学園高等学校の硬式野球部出身という事で

実体験がリアルな感情が表現されていると思いました。

冒頭の、航太郎が3年生となり甲子園で伝令として登場するシーンから

すでに少し泣きそうに。。。(笑)

高校球児の親はもちろん刺さると思いますが、

学生時代何かに打ち込んだ人や今打ち込んでいる人みんなに刺さるはず!

寮生活で会うたびに急激に成長する航太郎と、その成長に振り回される菜々子の3年間を

描いた「アルプス席の母」ぜひチェックしてみてください!!

 

【好きなセリフ】

人が生きるということは、物語とは違うのだ。

人生が閉じるわけじゃない以上、今この瞬間が終わりじゃない。

あの甲子園でさえやはりゴールではないのだ。

残酷にも、無情にも、あるいは幸運にも… 。人生はこれからも続いていく。

そして人生がその後も続いていく以上は、やり残してはいけないのだ。

ほんのわずかでも「まだやれる」という思いがあるのなら、

自ら道を閉ざしてはいけない。悔いを残してはならない。

ーーー秋山菜々子

 

 

秋山菜々子を通して、改めて好きなスポーツを好きなだけ

やらしてくれた両親には改めて感謝をしたくなりました!!

 

親孝行……なにが喜ぶかな?    パンチョ大島

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